彩のクリニック
 
1. 予防接種について


 インフルエンザが流行し、老人施設等での死亡の報道を見聞きされたことがあると思います。しかし、予防接種を受けていれば、これほどのことはなかったのではないかと思われます。
 ある医院ではインフルエンザの予防接種を職員全員に施行し、ほとんど全員がインフルエンザには罹患せずにすんだ、という報告もあります。もとより、医院の職員は病気の患者さんを相手に仕事をしているわけですから、最も病気がうつりやすい環境にいるわけで、その中で健康に生活するためには、予防が大切となります。最近は、多くの病医院では職員全員にB型肝炎ワクチンを接種しています。これは血液を通して感染する恐れがあるためで、職員を守るためには不可欠なワクチンだからです。さらに、インフルエンザ、風疹などのワクチンも職員の希望にあわせて接種しています。
 予防医学は、その発展によって、世界中から天然痘という病気を根絶しました。ポリオも日本ではほとんど見られなくなっています。このように、予防を徹底することで病気から健康な身体を守ることが可能です。また、それによって楽しい生活を送ることができます。
 現在は、子供の予防接種もほとんどが個別接種と言って、子供の体調の良いときに医療機関で受けるようになっています。以前の集団接種に比べて便利になったのですが、親が注意しておかないと忘れてしまっている場合も見受けられます。また、どの予防接種をいつ受けたら良いかわからないという親もいるかもしれません。
 その様な場合は、病医院に相談して下さい。子供のワクチン接種のプランニングをしてくれます。大人でも、海外出張等の際の予防接種も施行できます。
 ツベルクリン反応及びBCG、ポリオ、DPT(百日咳、破傷風、ジフテリア三種混合)、麻疹、風疹、日本脳炎、DT(ジフテリア、破傷風二種混合)。このほか任意接種として可能なムンプス(おたふくかぜ)、水痘、破傷風、B型肝炎、A型肝炎、インフルエンザ、など様々な感染症に対応してくれます。
 子供も大人も楽しい生活を送るために、予防接種の必要性をもう一度見直したいものです。

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