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2000年11月に健康保険でピロリ菌の診断と治療ができるようになりました。ピロリ菌は胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因となる細菌で、最近では胃がんとの関連も考えられております。彩のクリニックでは、健康保険で治療ができるようになる以前から、ピロリ菌の治療に取り組んでまいりました。このたび、所沢市医師会の学術講演会で、彩のクリニックにおけるピロリ菌除菌療法について、講演の機会を与えられましたので、その一部を紹介いたします。
2000年11月から2001年6月までの6ヵ月間に168人の方のピロリ菌除菌を行いました。除菌をした方は内視鏡検査で潰瘍が確認されるか潰瘍のあとのある方で、尿素呼気テストでピロリ菌が確認された方です。実際の除菌治療方法は3種類の薬を一週間のむだけです。治療により75%の方はピロリ菌がなくなり、潰瘍の再発はありませんでした。また、25%の除菌のできなかった方も、ピロリ菌の菌量は減り、潰瘍が重症化した方はいませんでした。
除菌にともなう副作用は、約20%の方に軟便や下痢がみられましたが、重症で薬を中断した方はいませんでした。
尿素呼気テストは約30分で結果が出る簡単で、楽な検査です。除菌効果の判定にも使う検査方法で、現在使われているピロリ菌の検査方法で、最も信頼度の高い検査です。
除菌成功率は75%ですが、再発再燃の多い腫瘍の治療法として、今や一般的なものになりました。胃の具合の悪い方、ピロリ菌に関心のある方は、ぜひ、ご相談下さい。
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